義母が私の肩にのる

日記

母が亡くなりました。生前は、義父と一緒に施設で暮らしていました。

それは、いつもの朝のこと。朝食を作り始めたとき、突然左肩に激痛が走りました。「ついにこれが、噂に聞く五十肩のはじまりか……」と痛みを騙し騙し料理を続け、朝食を食べる頃にはすーっと痛みは引いていきました。

その日の16時ごろ、夫から「母が亡くなった」と連絡が入りました。 私は「お嫁さん」という立場です。でしゃばって葬儀の仕方に口出しをするのはやめよう、自分の性格上、良かれと思って余計な一言を言ってしまうかもしれないから、生前から母は葬儀は家族でこじんまりとしたいことを親戚は知っているし。

仕事を終え、自宅の部屋に戻ったときです。またしても、左肩にあの重苦しい痛みが襲ってきました。 「やっぱり五十肩かぁ……」と溜息をついていた、まさにその瞬間、ハッとしました。

「あ、これ、お義母さんだ」

なぜ私のところへ来たのだろう?一瞬考え、ピンときました。 「そうか、私はしっかり者だからだ」

不思議とそう確信した私は、すぐに心の中で強く念じました。 「お義母さん、大丈夫ですよ。残されたお義父さんのことも、あなたの息子のことも、私がしっかり大事にしますからね」

そう念じると、肩の痛みはまた静かに消えていきました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました